巻き肩について

巻き肩とは、前かがみの姿勢を長時間にわたって取り続けることで肩が内側に丸まった状態のことです。そのまま放置していると、肩こりや頭痛、睡眠の質が低下するなどの症状が起こります。

巻き肩の原因

巻き肩の原因については、主にスマートフォンやパソコンを長時間にわたって操作することだと考えられています。特にパソコンを使う際は、無意識のうちに顔を画面に近づける体勢になりやすいです。

前のめりの姿勢を取り続けると、頭の重みで筋肉が硬くなってしまいます。その結果、肩が元の位置に戻らなくなり、巻き肩になってしまいます。

その他には、横向きの姿勢で寝ることも巻き肩の原因だと言われています。横向きで寝ていると、上半身の体重がすべて肩にのしかかります。すると、身体は無意識に肩を前にスライドさせて、負担を減らそうとするのです。

巻き肩によって引き起こる症状は、肩こりや首こりなどが挙げられます。巻き肩になると、肩が本来の位置よりも前へスライドするために肩の前方にある筋肉が膨張します。すると、血管が強く圧迫されて酸素が十分に行き届かなくなります。その結果、肩や首にこりを感じやすくなります。

さらに、巻き肩になると睡眠の質が低下するケースも少なくありません。肩が前に出ていると、胸郭の中にある肺が圧迫されていきます。肺活量が通常時よりも少なくなるためリラックスできず、深く眠れなくなってしまうのです。

巻き肩は上記のような健康面だけでなく、老けて見えやすいため美容面にも影響があります。当院では、不調の原因となっている身体の土台を正しく調整し、根本から改善を目指します。お気軽にご相談ください。

住所：〒662-0824 西宮市門戸東町2-4ファミリアル門戸1階

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