胸郭出口症候群について
胸郭出口症候群とは、手元がしびれたり腕に力が入らなかったりする症状を伴う疾患です。首の付け根部分が引っ張られて神経や血管が圧迫されることで痛みが生じます。特になで肩や筋肉質の方に多く見られると言われています。
胸郭出口症候群の原因
胸郭出口症候群の原因については、なで肩によって首元が引っ張られたり、筋肉によって圧迫されたりすることが原因に挙げられます。なで肩は自然と姿勢が前かがみになり、首が引っ張られます。引っ張られることによって神経や血管がダメージを受け、痛みを感じやすくなります。
また、野球の投球動作やテニスのサーブ、バレーのアタック、水泳などオーバーハンドスポーツや腕を回したりするアスリートも発症しやすいため注意が必要です。
胸郭出口症候群の症状
胸郭出口症候群の代表的な症状は、肩・腕・手の痛みやしびれが挙げられます。人によっては手が冷たくなる感覚がみられる場合もあります。肩こりと自覚する方も多く、首や肩が重く感じるというのも症状のひとつです。
初期段階では重い荷物を持ったときや腕を上げたときに症状があらわれますが、進行すると何もしていないときにも痛みやしびれを感じることがあります。腕に違和感を覚えて指先が白くなったり浮腫んだりするのは進行しているサインだとされています。
痛みはチクチクした痛みや、針に刺されたときのような痛みと表現される場合が多いです。
胸郭出口症候群は当院にお任せください
胸郭出口症候群は、不良姿勢が原因の場合もあります。当院では患者様のお身体の状態をしっかり確認し、不調の原因を追究して施術を行います。一人ひとりに合わせて無理のない範囲で施術いたしますのでご安心ください。